ごあいさつ

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代表取締役社長

岡本信也

 弊社は、昭和34年に第六清丸(500D/W)を建造し、同年8月に岡本海運株式会社を設立いたしました。その後、国内物流船を建造及び購入し、日本国内の鉄鋼メーカー様の鋼材及び原料輸送に従事してまいりました。

 昭和48年に第十二清丸(2,160D/W)近代化鋼材専用船を建造し、川鉄運輸株式会社様(現 JFE物流株式会社様)に定期傭船して頂き、同社様のコイル輸送の専用船として従事、昭和51年に姉妹船として同型の第十五清丸(2,100D/W)を建造し、物流輸送のコスト削減に努めました。

 平成7年・8年に社運をかけて日本初となる押し船に依るロールオン・ロールオフ船2隻を建造し、製鉄業界の物流に革新を興し現在に至っております。

 JFE N1・JFE N3は共にJFEスチール株式会社様の工場間定期航路輸送専用船であり、JFE N1は同型船2隻のうち1隻、JFE N3については同型船3隻のうち1隻と、同社様にとって重要な船舶の第1船目を2隻所有しております。

 扇鳳丸はアジアパシフィックマリン株式会社様から裸用船を受け、セメント専用船を弊社にて管理しております。

 弊社従業員の信頼と協力の下、経営基盤は安定しており、数ある内航船主の中でも数少ない大型船を建造できる船主に成長しました。

 一般の方の船員への転職も積極的に受け入れており、新6級制度も活用しています。乗組員の平均年齢も41歳と内航海運に於いては特筆される位若く、非常に活気があります。

 私どもは、お客様が求められるものは何か、どういった貢献が出来るのか、また今後の内航海運業界はどうあるべきか、日々考えています。

 船舶建造に於いては常識にとらわれず新しい船型を提案し、物流の効率化・コストダウンを目指します。

 また、内航船員の地位向上を図ることにより、プライドの持てる職場を構築し、若者達の将来を明るいものとできる様、日々努力を怠りません。